xxxHunting

基本的に無をやります.この物語はフィクションであり実在する人物、団体………….ねえ,キョン……

2020/08/03

実に4ヶ月ぶりになってしまった。

学生がこんなに家に引きこもっていて良いのだろうか。
研究室、ただでさえコアタイムも何もないので、週に1度の進捗報告会しかなく、生活は乱れまくりである。
正確には朝寝て昼起きる生活は崩れていないので乱れているわけではないが…… こんなんで社会に出られるのかという一抹の不安はある。

社会に出るという表現を意図的に使ったが、昨日をもって就職活動がようやく終了したので、とりあえずこのまとまらない気持ちを言葉にしてみることにした。
思えば最初にエントリーしたのが去年の4月とか5月なので、実に1年以上就職活動をしていたことになる。
無駄な時間を過ごしたね、と振り返るつもりはない。けど、やっぱり別にここまで悩む必要もなかったんじゃないかとも思う。

最終的に究極の二択になり、色々あり一つの選択肢を選んだ。
この選択に不満なんてなくて、むしろこれ以上ないってくらい恵まれていると思う。やっていけるのか良く分からない不安もある。

ただ、未練がましいので多分ここでもう一つの選択をしなかったことを、この先ずっと後悔するのだろうなとは思う。そんな気持ちがなければこんな文章は書いてない。
小さい頃から憧れていて、一度働いてみたいと思っていたその場所で働くというところに、多少なりとも代償を払うことでその夢を叶えられる、というところまでいけたのに、その選択をしなかったということはきっとずっと記憶に残り続けるだろう。

振り返れば、これまでも恵まれてきたし、なんだかんだと本当にやりたいと思っていたことだけは叶えてきた人生だったと思う。
人生の選択肢に直面したとき「一番面白そうな方を選ぶ」と言って実際そうしてきた自分だけれど、はじめてそうならなかったケースかもしれない。
流石に親を悲しませることはできないってやつですね。これまでも親不孝者してきたので。

振り返るとやはり1年と数ヶ月で色々なことがあって、ここまでやったからこそ得られたものもたくさんあって、色々な機会を創り出すこともできたように思う。
「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」というのはやはり好きな言葉で、今回は自分を変えたということになるんだろう。
尊敬する人の考えに、「好きなことより得意なことを仕事にした方が良い」というのもあって、これを大事にしたから今の選択がある。
得意なことを好きなことにする、というのは言うは易く行うは難しだと思うけれど、だからこそそれが出来たら幸せだと思うし、さらに言えばそれが社会にとって喜ばれるようなことになれば良いねって思っている。

不満なんてないけど後悔はあって、やっぱり思い通りに行かないからこそ人生だと思うので。